倉吉文化財さんぽ(19)

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◆県指定保護文化財(考古資料)
◇埴輪人物(はにわじんぶつ)

大正初期、天神野(てんじんの)台地の桑畑(北野地内)から発見されたといわれます。現存高38.5cm。鉄鋲(てつびょう)を付けた甲(かぶと)を被り、丸い玉を連ねた首飾りを付け、髪を美豆良(みずら)*に結った男性像です。顔には緑と赤の顔料2色を交互に塗り分けてイレズミを表現しています。胴部には三角板を寄せ合わせてつくる鎧(よろい)を線刻(せんこく)で表現し、武人であることを強調しています。
*美豆良(みずら)…古墳時代の男性の髪型。髪を頭上で左右にわけ、両耳のあたりで束ね輪状に結んだもの

場所：倉吉博物館

問合せ：文化財課
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