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【特集】未来の自分のために がん検診・特定健診を受診しよう(1)

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鳥取県倉吉市

■がんは倉吉市の死因第1位
2人に1人はがんになり、4人に1人はがんで亡くなります

◆倉吉市の死因

出典:令和3年人口動態調査

◆がん検診受診率の低い倉吉市
5大がんである肺がん、胃がん、大腸がん、子宮頸けいがん、乳がん。市のがん検診の受診率は、毎年県下で全て最下位付近となっています。令和4年度の調査では、乳がん検診が県内19市町村中最下位と特に低いです。
検診の受診者が増えればその分、がんによる死亡率は下がります。

◆症状が出る前に健康チェック
がんも生活習慣病も初期の段階では自覚症状はほとんどありません。症状が出るというのは、病状がある程度進行してしまっているということです。
もちろん疑わしい症状があれば医師は検査や検診を勧めていますが、症状がない人や、医療機関に通院していない人は、まずは検診を受診することで、自分の状態を知ることが大切です。

■日々の健康管理のために健診の活用を
◆特定健診で認知症も防ぐ
生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)の人は、そうでない人と比べ、認知症になりやすいという研究結果が出ています。
また、生活習慣の改善が認知症の予防に効果的と言われていますので、健診を受診して日々の健康管理がうまくできているかを確認する機会にしてみてはどうでしょうか。
未来の自分のため、家族や大切な人のため、医師の立場からも健診の受診をお勧めします。

お話を聞いた人
公益社団法人鳥取県中部医師会会長
安梅(あうめ)正則(まさのり)さん

■データで見る「がん」 検診で見つかれば生存率が高まる
〈すべてのがんの受診率は県平均以下〉


市内のがん検診受診率は、県平均と比べ低い状況にあります。
特に、女性のがん検診(乳がん、子宮頸(けい)がん)の受診率が低く、乳がん検診は県内最下位です。
がん検診では、早期がん、つまり症状が出る前のがんを発見し、治療することが重要です。


がん発見後の生存率を見ると、治療法は日々進化しており、治る病気になりつつあります。特に乳がんについては、5年生存率が高い状況です。
体調が悪くなったときは医療を受け、元気なときに健診(検診)を受けて、身体の状態を確認しましょう。
年に1回(乳がん検診は2年に1回)は受診することをお勧めします。

■検診のメリットは?
◆身体の状態がわかる
病気の予防につながるため”安心”

◆病気の早期発見ができる
自覚症状がほとんどない生活習慣病やがんの早期発見ができる

◆格安で受診できる
特定健診約8,000円→無料
人間ドック約4万円→1万円(70歳以上は5,000円)

41歳、61歳はがん検診がすべて無料!
21歳女性は子宮がん検診が無料
※詳しくはホームページをご確認ください。

問合せ:健康推進課
【電話】27-0030
【FAX】27-0032

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