■県指定保護文化財(彫刻)
全国を修行しながら巡り、各地に神仏像を残した江戸時代後期の遊行僧(ゆぎょうそう)・木喰五行上人(もくじきごぎょうしょうにん)が寛政10(1798)年8月の八屋滞在中に造像したものです。ケヤキ材の一木造(いちぼくづくり)で総高約100cm。防火の神である秋葉大権現が、足元から燃え上がる火を背に負い、岩に立つ姿を彫り出しています。民藝(みんげい)運動の提唱者である柳宗悦(やなぎむねよし)より上人の作の中でも傑作であると評価されています。
場所:秋葉堂(八屋)
※見学希望は事前に自治公民館長へ申し込みが必要です。
問合せ:文化財課
【電話】22-4419
【FAX】22-2303
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