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地域おこし協力隊 草田(くさだ)敏生(はるき)さん 退任

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鳥取県倉吉市

中心市街地活性化に3年間取り組んだ地域おこし協力隊の草田敏生さんが、3月に退任されました。活動報告会の様子をご報告します。

3月25日(月)市役所第2庁舎で、中心市街地活性化に共に取り組んだ関係団体や地域の人々などが見守る中、地域おこし協力隊退任にあたっての活動報告会が行われました。

■協力隊は地域の補助要員
草田さんは地域おこし協力隊を「地域の救世主ではなく補助要員」とし、任期中に協力隊として活動を補助した「倉吉銀座商店街イベント運営」や「日本女性会議第7分科会運営」「倉吉ひなビタ♪応援団生配信動画制作」などの取り組みを紹介。「空き店舗Re活用プロジェクト」ではタウンマネージャーや市職員に助けられながら実施し、開業に繋がった店舗があったこと、「のれんの揺れるまち倉吉プロジェクト」では店舗への聞き取りから始め、計51枚の倉吉絣製のれんの掲揚が実現したことなどを報告しました。

■個人の悩み解決が地域課題の解決に
活動の中で気付いたこととして「個人の抱える悩みや課題の長年にわたる積み重ねが地域の課題に」なったことをあげ、「個人の悩みを解決することが地域課題解決の糸口になるのでは」と提言しました。
また、課題解決の際に若者への期待が大きいことに関し、「若者だけでは解決できないため、まちづくりや課題解決のノウハウを持つ地域の大人が、そのノウハウを若者に引き継いでほしい」とも話しました。

■これからも見守って
今後は白壁土蔵群内に店舗を開業し、学生が集う場所にしたいと語る草田さん。「退任後に倉吉に定住しようと思えたのは、地域の皆さんのおかげ。表に出ることは減るけれど、これからも見守っていただきたい」と締めくくりました。

問合せ:しごと定住促進課
【電話】22-8129
【FAX】22-8136

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