■伯耆国分寺石仏(ほうきこくぶんじせきぶつ)
安山岩(あんざんがん)でつくられている5体の石仏です。伯耆国分寺跡で明治末頃に発見され、転々とした後、社小学校に移されました。像高は36~76センチメートル。手足は動的で、表情は特異、薬師如来(やくしにょらい)像や菩薩(ぼさつ)像らしく見えるものもありますが、はっきりとしたことは分かっていません。2体の裏面には幅8センチメートル、深さ4センチメートル程度の溝があり、伯耆国分寺の塔基壇(とうきだん)(周囲より高くした建物の土壇)地覆石(じふくいし)(基壇下端の縁に据えた石)と階段石を利用してつくったと考えられています。制作者・制作時期は不明です。
場所:社小学校(国分寺)
問合せ:文化財課
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