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【特集】キーパーソンに聞く!スペシャル対談

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鳥取県倉吉市

長年、地域内外から親しまれた「旧グリーンスコーレせきがね」の再生事業として誕生する「HOTEL星取テラスせきがね」。地域と観光、それぞれにもたらす課題や効果とは?キーパーソンの3人による対談をお届けします。

■星ふるまちのやさしい宿 HOTEL星取(ほしとり)テラスせきがね
2025年4月26日のオープンにむけて

HOTEL星取テラスせきがね
開設準備室 執行役員
支配人
宮本(みやもと)立史(りゅうし)さん

流通株式会社代表
取締役
江原(えばら)剛(たけし)さん

倉吉市長
広田(ひろた)一恭(かずやす)

―HOTEL星取テラスせきがねの特徴から教えてください。

◆宮本立史さん(以下、宮本)
ロゴマークにもあります、「星ふるまちのやさしい宿」というワードに特徴が凝縮されていると思っています。”星ふるまち“は、関金町が持つ「星空保全地域」、「日本の名湯百選」という恵まれた資源を、”やさしい宿“は「ユニバーサルデザインの宿」を表しています。
キャストや料理人を含むすべての従業員がユニバーサルマナーの研修を受けていますので、介助などの知識を持った従業員がやさしい対応ができる宿というところが一番の特徴になると思っています。
その他、「現代の名工」に選ばれた岩本総料理長による会席料理や、かけ流し温泉のインフィニティ露天風呂、本格的なロウリュサウナがあり、これらに専用車椅子で入れるという施設はなかなか無いので、そこも大きな特徴ですね。
あとは、スポーツ合宿や教育旅行の受け入れもしていきたいと思っています。

◆広田市長(以下、市長)
コロナ前は教育旅行に毎年千人くらい来ておられ、民泊体験も見させてもらいましたが非常に良い取り組みだなと思っていました。
都会から来られるお子さんはもちろんですが、地元のお子さんにも関金ではこんなに星が綺麗に見えるってことを知ってほしいんです。

◆宮本
関金町は、県内で有数の星が見えやすい地点という調査結果が出ていますからね。21等級(天の川の複雑な構造が確認でき、星団などの観測もできる)の星空が見られる関金だからこそできるイベントなども企画していく予定です。屋上に星空観測ができるテラスを設けましたので、県内外のお子さんだけでなく大人にも喜んでいただけると思います。

◆江原剛さん(以下、江原)
教育旅行はもともと関金の方が熱心に取り組んでおられたので、ストップすることなくつなげていきたいですよね。そのためには、地域の方との協力や、周辺地域との連携が必要だと思っています。

◆宮本
流通はもともと旅行業をやっていたので、地域資源を生かした体験プランも作っていきたいと思います。

◆市長
ぜひぜひ、地域の皆さんとタイアップして、活気につなげていってください。新たな特産物や、お土産品が生まれるように機運が上がってくればいいですよね。

◆江原
そうですね。宿泊者や滞在者が増えるとそういう機運も生まれますね。コンセプトがシニア向けというイメージをもたれたかもしれませんが、「みんなのために。全方位に優しい宿」を突き詰めていくスタイルで企画準備中です。

◆市長
ハンディキャップがある方もゆっくり楽しめるというのは今の時代にあった内容ですね。

◆宮本
UD*の要素も大切にしつつ、非日常も体感できるようスタイリッシュさとか、見た目にもかなりこだわって作っているんですよ。

◆市長
身近で非日常体験や、現代の名工の料理が食べれるなんてワクワクしますけども、地域の方向けの料金プランもお願いしたいなと思います。

◆宮本
もちろん、会議や法事などでご利用しやすいプランも作りますし、市民割引も検討中です。

◆市長
ありがとうございます。色んなバリエーションの中で対応していただけるのは非常にありがたいです。ワンちゃんと泊まれる部屋もあるということで、非常に楽しみです。

◆江原
期待される方が多いことをひしひしと感じています。地域の皆さまとコラボしていくことが我々にとって一番大きな力になりますので、地元の方に親しまれる施設であることを大事にしていくつもりです。

◆市長
地域の方にもたくさん利活用していただいて、SNSなどで発信してもらえるといいですね。皆でPRしあって大いに盛り上げていきましょう!

◆宮本・江原
はい!よろしくお願いいたします!

*ユニバーサルデザイン

皆さんと地域のにぎわい向上を目指します!

問合せ:観光交流課
【電話】22-8158
【FAX】22-8136

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