鳥取県において明治後期から栽培されてきた二十世紀梨の栽培用具です。栽培に用いる剪定鋏(せんていばさみ)や袋掛け用具などの作業具と出荷具が全てそろっており、養蚕(ようさん)の後継産業として重要な役割を果たした二十世紀梨栽培のあり方がうかがえます。また、養蚕具を転用または改良した用具もあり、生業(なりわい)の変遷(へんせん)を示す資料としても貴重です。
場所:エースパックなしっこ館(駄経寺町)
問合せ:文化財課
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