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自治体の皆さまへ

町長室から No.77

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鳥取県南部町

■南部太鼓がこだまする
「南部太鼓」の迫力満点、勇壮な音色に、会場につめかけた皆さんの大きな拍手でイベントが始まる。皆さんも一度はこの光景を見て、「南部太鼓」をご存じの方も多いのではないでしょうか。
平成21年12月結成ということですから、もう14年も前のことです。西伯、会見両町が合併して5年目になるころ「南部町にもよその町のように太鼓があればなア」という話があったとか。その声に意気に感じた、当時役場職員だった種茂美さんが、職員に声をかけ始まったのが「南部太鼓」誕生の経緯です。裏話によると、初めの太鼓は種さんが金融機関から借金をして購入したとか。そのようなゼロからのスタートでしたが、近隣の太鼓チームからの指導を受けながら、着実に力と実績を積み上げてきたことは誰もが認めるところです。その努力もあって、令和2年には日本海新聞ふるさと大賞地域貢献賞を受賞されました。
南部太鼓代表の前田憲昭さんによると、団員数は現在21名。しかし、実動は約6名と少数精鋭で頑張っている。もっか団員募集中。年齢不問。楽しく太鼓を叩きたい人であれば熱烈歓迎だそうです。「毎週土曜日に緑水湖対岸の『森の学校』で午前9時から練習しているので、太鼓に興味をお持ちの方は気軽に来てみてください。」とおっしゃっていました。最後に今後の抱負を聞くと「和太鼓を通じて住民相互のふれあいを深め、さらに日本の伝統文化の継承を行う事で、元気あふれる南部町を作っていきたい」と力強く語っていただきました。
南部町長 陶山清孝

*YouTubeで南部太鼓の演奏をご覧ください。

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