歯は生涯の大切なパートナーです。いくつになってもおいしく食事をしたり、楽しく会話をするために、この機会に自身の歯と口の健康について振り返ってみましょう。
令和4年度の南部町3歳児健診のむし歯罹患率は2.3%で、鳥取県平均8.2%と比べて低い結果でした。
一方、町立中学校歯科健診でのむし歯罹患率は、鳥取県平均よりも高く、さらに上昇傾向にあります。
また、ふしめ歯科検診(年度内に40・50・60・70歳になる方の歯周病健診)では毎年受診者の75%以上の方が歯周病やむし歯等で治療が必要という結果でした。
○歯ブラシとフロスを上手に使おう
歯を1本ずつ丁寧にみがきましょう。永久歯の生え変わる小学校低学年までは仕上げみがきをしましょう。
○フッ化物で強い歯に
むし歯菌の働きを抑え歯の抵抗力を強くします。
○定期的に歯科受診をしよう
むし歯も歯周病も気づかないうちの進行が多いです。異常の早期発見、口の中の清掃をしてもらいましょう。
○こどもたちへ向けて
・幼児健診会場での無料フッ素塗布、ブラッシング指導
・保育園・こども園でのフッ化物洗口の実施
○大人へ向けて
・ふしめ歯科健診
・後期高齢者歯科健康診査
暑い季節がやってきます。近年では、5月・6月にも真夏日となる日が増えています。急な暑さには、熱中症に注意が必要です。
暑熱順化とは、体が暑さに慣れることを言います。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて、暑さに強くなります。まだ暑さに慣れていない今の季節、私たちの体は急な暑さによる熱中症になりやすいのです。
(1)無理のない範囲で汗をかこう
体を暑さに慣れさせるため、軽い運動などで意識して汗をかきましょう。
(2)こまめに水分補給
のどが渇く前の水分補給を意識しましょう。
(3)栄養・休養をしっかりと
疲れている時は熱中症になりやすいため、無理は禁物です。
昨年度、町内で熱中症搬送されたのは10名。そのほとんどが高齢者でした。高齢になると暑さに対する感覚が鈍くなるなど、屋内でも熱中症にかかりやすくなります。
○暑さを避けることも大切
暑いときは我慢をせず、エアコンを使うなど暑さを避けましょう。南部町では、熱中症警報が発令されるような暑い日に公共施設(役場庁舎、図書館など)を開放し、日中涼んでいただけるようにしています。ご利用ください。
問合せ:健康福祉課
【電話】66-5524
<この記事についてアンケートにご協力ください。>