町長室から No.72

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■100歳体操を始めてみませんか
4月から、高齢者向けの筋トレ「100歳体操」を行っておられる皆さんのところへお邪魔しています。社会福祉協議会、振興協議会、役場職員など日によって変わりますが、体操後の1時間ほどを和気あいあいの雰囲気の中で様々な話をしています。
「筋トレをした後にお話をすることが何よりの楽しみ」、「立ったり座ったりすることが苦ではなくなった」など、皆さんのお話に、私たちの方が元気づけられています。困っておられる話題では圧倒的に交通手段です。「買い物や病院に行くための公共交通が少ない」、「使い方がわからない」といったお話を伺っています。
私の方からは、免許を返納する前から公共交通の使い方に慣れてくださいとお願いをしています。特に北部エリアの「黄色いバス」は、昨年から9時から15時までの時間帯は30分前までに予約をすることで、バスがバス停に迎えに来るシステムになっています。バス路線も関係なく目的地に向かいます。またバス停の数もこれまでの119か所から198か所へ増やしました。将来は各集落の班単位に1か所、約500か所を目指しています。
もう一点は、年に2,3回は歯医者を受診し、できるだけ公共交通を使って行きましょうとお願いをしています。筋トレも大切ですが、いくつになっても自分の口で、おいしく食べることは健康の証です。口、歯(入れ歯)の健康にも気を付けて、自由に公共交通に乗るトレーニングもお願いをしています。
人生100年時代はすぐそこに来ています。筋力も歯の健康も一朝一夕では創り上げることは困難です。お友達とぜひ100歳体操を始めてみませんか。
南部町長　陶山清孝

・黄色いふれあいバス予約アプリ「MONET」
・スマホで防災無線が聞けるアプリ「CosmoCast」