さくらまつり、町民花火大会など、町内の様々なイベントで見かける、黄色いエプロンを着けた方々。谷川料理隊は、名物「谷川バーガー」の販売など、イベント出店を行っています。
谷川料理隊は結成から10年。メンバーの入れ替わりも経て、現在は50〜70代の8名で活動しています。活動をはじめた頃、大山で開催されていたバーガーフェスタが盛り上がっていたことから、バーガーを販売することになりました。中身をパテにしたり、チキンカツにしたりと試行錯誤しながら、現在のメンチカツを挟んだ谷川バーガーが誕生しました。
前谷さんは30歳の頃、実家に戻ったことをきっかけに地域とのつながりが強まったといい、公民館活動に参加したり、料理をごちそうになったりして、〝仲間〞にしてもらったと当時を振り返ります。料理隊結成前から集落のまつりや公民館での出店で盛り上げており、谷川料理隊には代表として結成当初から参加してきました。料理隊の活動は「いろいろな人と話ができ、地域も盛り上がる。大変なことがあっても苦にならない」と、活動を楽しんでいます。
今後は地域の食材を活用した料理を提供しようと、ジビエ料理の猪の甘辛炊きや、猪からあげなどを開発しています。前谷さんは、「地域活性化の起爆剤となって盛り上げていきたい」と話されました。
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