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キラリと輝く方々をご紹介♪ キラリ★なんぶびと Vol.42

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鳥取県南部町

社会人になってから本格的に絵を描き始めたという加藤さんは、50年以上に渡り作品を発表し続けています。
県外から地元南部町へ戻り商業デザイナーとしてポスターや広告、看板の制作を行っていました。同時期に米子に出来たデザインの学校に2年間通い、そこで画家やデザイナーとの交流が広がりました。
昭和44年にアマチュア団体「美術家集団ゼム」を立ち上げ、米子市美術館等で展覧会を行うようになりました。また、全国から作品が集まる光陽会に出展を始め、昭和48年に初入選。以降現在まで出展を続けています。
人物画をモチーフとしており、光陽会に出品を始めた当初は神話を題材とした力強い絵を制作していましたが、現在は天平シリーズを中心に描いています。赤を基調に、楽器を奏でる天女や人を描くことで、絵の中に風と音を表現する、華やかで優雅な作品を数多く制作してきました。
鳥取県美術家協会会長(現顧問)や光陽会山陰支部長等も歴任し、長く芸術の発展に務めてきました。運営や審査などの要務にも携わり日々を忙しく過ごす加藤さんにとって、絵は「気持ちのうるおい」となっており、描いている時はホッとした気持ちになるといいます。「これからも描ける間は絵を描き続けていきたい」と話されました。

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