■町制施行20周年を迎えて
南部町長 陶山清孝
南部町は平成16年10月1日に西伯町と会見町の2町合併によって誕生いたしました。平成の合併では鳥取県内2番目の新設合併で南部町が誕生し、本年10月には合併20周年という大きな節目を迎えることとなりました。これもひとえに様々な分野で心と力を合わせたまちづくりに取り組んでいただいた町民各位のご努力のおかげであり、衷心より感謝申し上げます。
さて、20年を振り返ってみますと、地域振興協議会による地域自治の実践は人口減少社会を先取りした取り組みでした。また水道統合、天萬庁舎の複合施設化やキナルなんぶのオープンによってくらしの基盤も充実したものになりました。合併で運行を始めた町営バスは、通院や買い物など高齢社会を支える公共交通としての重要性がさらに高まり、「法勝寺温泉」や「てま里」は憩いの場として町内外の皆さんに親しまれています。
一方で人口減少、とりわけ子どもたちの減少は深刻な現状にあります。少子化対策は一朝一夕に解決する手立てはありませんが、国難を乗り越え安心して子どもを産み育てられる社会、地域を創ることは今後も最優先で取り組んでいかなければなりません。
本年は、南部町の大地に法勝寺電車が走り始めて100年の節目の年でもあります。先人から受け継いだ歴史や伝統文化を礎に、町民の皆様と一丸となって、安全で安心した暮らしとさらに発展する南部町をめざしてまいります。
町民の皆様には今後ともご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げご挨拶といたします。
◆南部町と同い年!
〜今年二十歳を迎える皆さんから、ふるさとへメッセージをいただきました〜
(1)20年間の思い出
(2)南部町の良いところはどんなところ?
(3)夢
(4)と写真:未来の南部町はどんな町であってほしい?
※掲載の写真は本紙をご覧ください。
○新井紀香さん
○米原史華さん
○藤原佑さん
○比嘉望愛さん
○森山蒼太さん
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