キラリと輝く方々をご紹介♪ キラリ★なんぶびと Vol.43

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様々なイベントに引っ張りだこの瀬尾さん。お笑い・料理・絵など様々な分野で地域を盛り上げる活動を行っています。
中でも力を入れているのが、俳句。2013年に初めて俳句を詠んで以来魅了されました。俳句結社「童子吟社」に所属し、毎月投句を行い、日々腕を磨きます。また地元で結成された「きさらぎ句会」では俳句の指導や添削も行い、地域の方と俳句を楽しんでいます。彫刻家だった祖父・柳象さんの名前を受け継ぎ、現在は俳人・瀬尾柳匠という俳号を用いています。
地域行事での落語や小噺が評判を呼び、最近では町外からも声がかかるようになりました。こうした活動は、大国地域振興協議会在職中の経験が礎にありました。10年間の中で、地域の方に助けてもらった感謝の気持ちが大きくなったといいます。「恩を返していかなければ」と考えるようになる中、〝恩送り〞という言葉に出会います。誰かから受けた恩を別の人に送るという、思いやりのバトンを渡す考え方に感銘を受けました。「自分に出来ることで恩返しをしていきたい」という気持ちが活動の原動力となっています。
「体力が続く限り今の活動を続けたい」と話す、瀬尾さん。これらの活動と、下校の見守りが生きがいになっています。「75歳の敬老会に元気で出る」を目標に、これからも受けた恩を返す活動を続けられます。