令和6年は能登半島地震、羽田空港での航空機事故で始まりました。8月には南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表。また東日本では豪雨災害が多発し、9月には能登半島で地震に続き豪雨災害でも甚大な被害が発生しました。今年の冬も予想では大雪が降る傾向だと言われています。
自然災害以外で今年特に注目したのは、1月2日に発生した航空機同士の衝突事故です。乗員乗客合わせて379名全員が短時間で事故機から脱出できた事例は「羽田の奇跡」と報じられました。これは航空会社で日頃からあらゆる不測の事態を想定した厳しい訓練がされていたことで、事故当日も客室乗務員が火災の状況を見て主体的な判断で早期に行動を起こしたことが、短時間での緊急脱出につながったと言われています。改めて今年は災害への備え、訓練の必要性を強く痛感させられた一年だったと言えます。
これからの災害には、自ら考え自らの判断で行動する「命を守る行動」ができる力を身につけることが必要です。そのためには各地区や自治会等で実施されている防災訓練に参加し、自らの命を守る行動を身につけておくことが大切です。
南部町では年2回、6月と11月に町内一斉の防災訓練を実施しています。また、今後各自治会等で訓練や研修を計画・実施される場合は、下記までお気軽にご相談ください。
問い合わせ:総務課
【電話】66-3112
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