3月3日(日)、南さいはく地域振興協議会地域づくり部が主催する桜ロードボランティアが行われました。これは、ダム建設当時に緑水湖周辺に植えられた桜の維持管理作業で、鳥取県が行う土木施設の維持管理活動「スーパーボランティア事業」としての活動でもあります。
この作業は毎年ボランティアを募って行っています。協議会部員等地元住民だけでなく、緑水湖マラソン実行委員会や森の学校で練習を行っている南部太鼓の部員など緑水湖に関りの深い方々の協力があり、今年は約20名が参加しました。
以前は桜の施肥が中心でしたが、植栽から約35年が経った桜の枝にはてんぐ巣病が目立ってきました。協議会事務局員の長尾佳史さんによると、木が段々と年を取り花付きが悪くなってきているといいます。そのため昨年からてんぐ巣病の枝切り作業を実施することになり、参加者は高枝のこぎりを駆使しながら、次々と伐採しました。
参加者からは、「見に来た方に『きれいだな』と思ってもらえる立派な桜が咲いてほしい」と、今年も満開の桜を期待する声が聞かれました。
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