米子高等学校3年の石上海咲さんがJICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2023に応募した作品「日本を知って外国を知る」が、国内機関長賞(JICA中国所長賞)を受賞しました。日本と開発途上国との関係や、国際社会での日本が果たすべき役割、持続可能な社会への考え等を述べるコンテストで、高校生の部には全国から2万点以上の応募がありました。
3月19日(火)に表彰式が行われ、JICA中国の村岡啓道所長から表彰状が贈られました。その後、SNSを通じた外国人との交流や、高校生サークルwith you翼の沖縄研修などを通じて日本や自分の住む地域について理解を深めようと思ったきっかけなどをつづったエッセイを朗読しました。
石上さんは「自分の国、県、地域を知ることで、相手の国の文化を受け入れられる。多文化理解を広めていくことが大事だと感じた」と語ります。今春高校を卒業し、県外の大学へ進学後も青年団活動に参加したいと意欲を見せました。
4月1日(月)、西伯病院は複数の疾病や慢性疾患を抱える高齢者の医療・介護ニーズに対応するため、療養病床の一部を転換し、「介護医療院さくら」を開所しました。介護医療院とは、医療機能と生活施設としての機能を兼ね備えた長期療養・生活施設です。介護支援システムを導入し、スタッフの負担軽減を図る医療DXも進めています。
開所式が開かれ、介護医療院院長に就任した陶山和子医師は「これまでの介護療養病棟から変わり、住まいの機能が備わることで、病を抱える方が医療的処置と介護を受けながら安心して過ごせる施設を目指していきたい」と話しました。
3月26日(火)、日本海新聞ふるさと大賞表彰式が行われました。地域貢献賞を受賞した「よつ葉の会」(入江麻知子代表)は男女共同参画の推進を図る活動に取り組み、自作の啓発動画を制作・発信しています。スポーツ文化功労賞を受賞した岡村泰雅さんは全日本空手道選手権大会優勝、韓国極真国際オープン大会・カザフスタン世界大会準優勝など、国内外で優秀な成績を収めました。
受賞者を代表し、岡村さんは「世界大会出場前の怪我があったことで周囲への感謝の気持ちが深まった。この栄誉を励みに、これからもより一層努力していきたい」と決意を述べました。
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