■令和6年度当初予算の概要をお知らせします
デジタル技術を活用した「テノヒラ役場」の充実や、ローカル電子マネー「たすかーど」のさらなる運用に取り組み、住民の利便性や地域コミュニティの活性化を図ります。
また、少子化対策の新たな取り組みとして、小中学校に同時に在学している第3子以降の給食費の無償化、中学校新入生の保護者を対象に、祝い金として2万円分の「行政ポイント」を付与します。
■歳入
≪主な増減≫
○町税
個人町民税:3億6,888万円(649万円の増)
固定資産税:4億6,694万円(325万円の減)
○国庫支出金
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金:2,611万円(皆増)
○県支出金
コメの高騰対策・イネカメムシ防除体制構築緊急支援事業補助金:642万円(皆増)
○寄附金
がんばれふるさと寄付金:1億円(1,100万円の増)
企業版ふるさと納税:250万円(皆増)
■歳出
≪主な新規事業≫
○総務費
デジタルリーダー育成事業:33万円
戸籍追加項目対応事業:1,265万円
町長・町議会議員選挙費:1,555万円
○民生費
電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金支給事業:2,281万円
健康管理センターエアコン更新事業:4,290万円
ねんりんピック2024鳥取大会開催事業:440万円
統合保育所整備事業:1億8,040万円
○農林水産業費
イネカメムシ緊急防除支援事業:1,504万円
農業水路等長寿命化・防災減災事業:3,800万円
○土木費
町道定期点検事業:1,800万円
町道宮前諸木1号線改良事業:1,000万円
道路長寿命化事業:1,000万円
○教育費
学校防犯対策強化事業:1,081万円
学校トイレ洋式化事業:3,736万円
交付税措置のある起債の優先的な借入れにより、起債残高に対する基金残高と算入交付税との総額が地方債残高を上回っている状況です。
(単位:千円)
■予算規模の比較
(単位:万円)
■主な概要(特別会計)
・国民健康保険事業特別会計は、対前年比6.0%の減となりました。
特定健康診査実施率、特定保健指導実施率、人間ドック実施人数それぞれ目標値を設定し、効率的・効果的な保険事業を実施していきます。
・後期高齢者医療特別会計は、対前年比20.3%の増となりました。運営は県内すべての市町村が加入する鳥取県後期高齢者医療広域連合が主体となり、町は保険料を徴収し負担金として支出しています。
・墓苑事業特別会計は、対前年比16.3%の減となりました。西伯墓苑、円山墓地の維持管理を行っています。空き区間の新規利用促進のため、広報活動を行っていきます。
・太陽光発電事業特別会計は、対前年比3.6%の減となりました。収益は今後の維持管理のための基金積み立てを行うほか、自然エネルギー導入への補助金などゼロカーボンに向けた施策に活用します。
※公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、浄化槽特別会計は令和6年度から地方公営企業法を適用した公営企業会計の「南部町下水道事業会計」となります。
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