■南部町で2人目のオリンピック選手!
南部町出身の古田直輝選手(NTT東日本)が、パリオンピック出場を決めました。南部町では1968年のメキシコシティーオリンピックに出場された福益敏さんに次ぐ2人目のオリンピック出場です。
古田選手は4月、韓国で開催されたローイングのオリンピックアジア・オセアニア予選で宮浦真之選手とペアで出場した男子軽量級ダブルスカルで優勝し、見事出場権を獲得しました。東京オリンピックでは出場権を逃し悔しい思いをした古田選にとって、悲願のオリンピッ初出場となりました。
ローイング競技は、7月27から戦いが始まります。遠くパリまで、ふるさと南部町から大きな声援が届くよう町民の皆んで一緒になって応援しましょう。金メダル目指して、頑張れ!古田選手
◆古田直輝選手プロフィール
生年月日:1996年9月27日(27歳)
出身校:法勝寺中学校~米子工業高等学校~明治大学
所属:NTT東日本
主な活躍:
2015年 全日本大学選手権 男子シングルスカル優勝
2018年 ジャパンカップ国際レガッタ男子軽量シングルスカル準優勝
2021年 東京オリンピック アジア・オセアニア大陸予選、男子軽量ダブルスカル優勝、世界最終予選出場
2022年 全日本選手権 男子エイト優勝
◆古田選手にインタビュー!
5月2日、ご両親とともに役場法勝寺庁舎を訪れ、陶山町長と福田教育長にオリンピック代表内定を報告した古田選手。オリンピック出場を決めた今の心境や、大会への意気込みについて伺いました。
○オリンピック出場を決めた今の気持ち
優勝が決まってオリンピックがほぼ確定した時は安堵しました。日本に帰ってきて、お祝いの言葉やメッセージをもらって実感が湧き、もっと頑張らないとという気持ちになりました。
○オリンピックへの意気込み
初めてのオリンピック出場なのでまずはしっかりと楽しんでいきたいと思います。軽量級種目は今回のオリンピックを最後に種目から外れるので、最初で最後のレースをしっかりと戦っていきたいと思います。金メダルを狙って精一杯頑張ります。
○ローイング競技の魅力
水の上を走る数少ないスポーツで、スピード感・疾走感が魅力だと思います。大きいものは8人乗りで、迫力もあります。
○競技と向き合うときに大切にしていること
ローイングに限らず、スポーツは練習がすべて楽しいわけではないので、「いかに楽しめるか」ということです。つまらない練習、やらされる練習にならないように常に自分で考えて、アレンジしていくことが自分と向き合う上で大切な練習方法だと思います。
○ふるさと南部町からの声援
昔から応援してくださる皆さんからの応援はとても力になります。不安にもなりますし、つぶれそうになることもありますが、メッセージをもらうととても頑張れるので、たくさんいただきたいです。地元からの応援は、やっぱり違います。
私が頑張ることによって、南部町という名前が全国に広がる、そういうところで南部町に貢献できればと思います。
○南部町民へメッセージ
南部町の皆様のおかげで、今こうして応援してもらえる立場になりました。本当に嬉しく思っています。パリオリンピックでも精一杯頑張ります。フランスはとても遠いですが、たくさんの応援をよろしくお願いします。
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