今年度の1回目は、人権擁護委員の吉畑早苗さんにお話をしていだきました。「アンコンシャス・バイアス」とは、本人が気づいていない、偏ったものの見方やゆがんだ認識であるとの説明がありました。また、日常的な会話などの身近な事例をもとに、自分の意識を振り返り、近くの席の人たちと語り合うことで、個人の意識と社会の意識について深く考える好機会になりました。
■参加者の感想より…アンケート回収71名
・思い込みの意識を自分も持っていることを自覚し、いろんな人と共有していきたいと思った。自分が100%正しいと思いこまないことを自覚し、生活していきたい。(20代)
・今まで「当たり前」「ふつう」と思っていたことが、実はアンコンシャス・バイアスだったと気づかされた。なかなか意識はすぐには変えられないけど、自分が生きやすいように見方を変えてみようと思った。(40代)
・とても勉強になりました。「時代の変化や考え方に対応する」「自分自身の考え方や行動を振り返る」「当たり前は当たり前ではないと考えること」「相手の意向や気持ちを必ず聞くこと」まず、この4点からがんばっていこうと思いました。(60代)
「バイアス」に気づいて差別をなくしましょう! 7月10日から8月9日は、部落解放月間です。
教育委員会事務局 人権・社会教育課
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