6月23日(日)、大国地域振興協議会で、自然観察指導員の桐原真希さんを招いて自然学習を行いました。当日はあいにくの雨模様のため座学での学習となりましたが、子どもから大人まで29名の参加者でにぎわいました。
桐原指導員からは、「鳥取県西部は里、山、川、汽水湖があり、様々な生き物に出会える恵まれた環境」であることや、「同じ町の中でオオサンショウウオ・コウノトリ・ブッポウソウ・コハクチョウの4種を見られることは、日本でも珍しい」こと、これまでに大国地区で発見された珍しい生き物などについて、標本などを用いて説明がありました。
家族で参加した40代の男性は、「普段から見ている自然が貴重なものだと改めて分かった」と話すなど、地域の環境について振り返る機会となりました。また、小学3年生の児童は、「カエルが可愛かった。生き物にいっぱい触れて嬉しかった」と、生き物とのふれあいを楽しんでいました。
主催した大国地域振興協議会の前田会長は、「地域の方に大国の自然を知ってもらう企画として、初めて開催出来た。来年以降も続けて、子どもたちには大国の自然の中で日頃出来ない体験をしてほしい」と語りました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>