まちの話題

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11月23日(土)、農業者トレーニングセンターで全国柿の種吹きとばし大会が開催されました。新型コロナウイルス感染症の流行で令和2年から中止となっており、5年ぶりの開催となりました。
優勝賞品は恒例のハワイ旅行と、新しく出来たジュニア部門の韓国旅行。メンズ部門・レディース部門・ジュニア部門に約250名が参加し、海外旅行を目指して力強く柿の種を飛ばしました。
レディース部門で優勝した鳥取市の大学生・伊丹真音さんは「5年前の大会に参加した部活の先輩から話を聞いて、出てみたいと思っていた。練習ではあまり飛ばず、まさか優勝できるとは思っていなかったので驚いている。ハワイ旅行は弟と一緒に行きたい」と喜びを語りました。
競技終了後には、陶山町長から「誰にでも優勝のチャンスがある。南部町のおいしい柿を味わって、また来年もお会いしましょう」と呼びかけ、大会を締めくくりました。

○大会記録
・メンズ部門　12m63cm
・レディース部門　9m75cm
・ジュニア部門　8m89cm

10月19日から4日間にわたり、県内各地で開催された「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」。南部町は南部町民野球場・運動場(浅井)で2日間にわたってソフトボール競技が行われ、白熱した試合が繰り広げられました。訪れた16チーム・約300名の選手たちを南部町ならではの「おもてなし」で歓迎しました。

○審判を務めた山野千草さん(町内在住)
大きなトラブルも無く、無事に大会を終えることができました。遠方から来られた選手の方々に、楽しんで帰ってもらえたのではないかと思います。皆さん60歳以上ですが、こちらが勇気づけられるプレーがたくさんあり、反対に元気をもらいました。

○麻生クラブ(神奈川県川崎市)
監督　佐藤泰弘さん(67歳)
とてもいい環境で試合ができ、楽しんでプレーしました。なかなか練習の成果は出せませんでしたが、次の大会に向けて頑張りたいと思います。

○京都ハイシニアクラブ(京都府京都市)
監督　松本義久さん(80歳)
スタッフのみなさんのおかげで、鳥取で楽しく試合ができました。おもてなしもとても嬉しかったです。来年も頑張ります。

11月22日(金)、南部町出身の板華子さんが役場法勝寺庁舎を訪れ、1月にJICA海外協力隊員としてコロンビアへ出発することを報告しました。南部町では5人目の海外協力隊員となります。
板さんは派遣前訓練であるグローカルプログラムを町内で行い、JOCA南部を活動拠点に子ども第三の居場所(法勝寺温泉別館)の活用や配食サービスの利用者増加に向けた活動に取り組みました。ソーシャルワーカーとして2年間コロンビアの福祉支援に取り組むにあたり、「現地の方との関係性を築きながら柔軟な対応ができる力をつけ、帰国後は地域に貢献していきたい」と意気込みを語りました。

子どもたちと町長・教育長が、一緒に給食を食べることでふれあいの機会を持つとともに、子どもたちの町への愛着をさらに深めることを目的として、町では小中学校で「ふれあい給食」を行っています。今年は、会見小学校と法勝寺中学校を訪問しました。
11月25日(月)、会見小学校で実施されたふれあい給食では、児童から「普段どんな仕事をしていますか」「なぜ町長になろうと思いましたか」などの質問に、陶山町長が答えていました。参加した児童からは「あまり話す機会がないので、いろいろな話を聞けて嬉しかったです」という声が上がっていました。

日本で暮らす外国の方は、年々増加傾向にあります。多文化共生について知識を深めるとともに外国人との共生社会について考えるきっかけにしようと、11月11日から3日間JICA(国際協力機構)と合同ワークショップを開催しました。
関係者へのヒアリングや地域資源の体験等を通じて町への理解を深め、防災や観光など5つのテーマで提案を行いました。24名の外国人が勤務する株式会社トリーカの森原博文取締役は、「地域との関わりを考えるきっかけとなった。提案を受けて、まずは地域のイベントへ積極的に参加し、今後の在り方を考えていきたい」と話すなど、共生社会に向けた一歩を踏み出す機会となりました。

八頭町と南部町は、それぞれ「地域福祉推進計画」を策定し、集落を超えた小地域(南部町では地域振興協議会単位)での福祉活動の取り組みを進めています。地域の事例を互いに発表し、地域づくりのアイディアや課題に対応する取り組みを学び合う機会として、11月20日(水)に両町をオンラインでつなぎ活動発表会を開催しました。南部町からはあいみ富有の里地域振興協議会と東西町地域振興協議会が取組事例を発表しました。
登壇したあいみ富有の里地域振興協議会の板持弘会長は「他地域の活動を知る良い機会になった。今後のまちづくりの参考にしたい」と話しました。