文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちの話題

2/29

鳥取県南部町


12月22日(日)、キナルなんぶで「伸びのびトークin南部町」が開催されました。これは、県政や地域課題について県民と行政関係者が直接対話し、県の施策に活かすことを目的として鳥取県が実施するもので、南部町では7年ぶり6回目の開催となります。今回は、町内の若者と平井知事・陶山町長が「若者とともに進める地域づくり」をテーマに意見交換を行いました。
若者を代表して参加したのは、高校生サークル、新☆青年団、なんぶサイカッツのメンバー8名です。意見交換では、若者から「新しいことに挑戦する時に、どのような判断基準で取捨選択していますか」「地域の中での若者の役割とは何だと思いますか」などの質問が投げかけられ、平井知事と陶山町長が自らの経験などを交えながら答えていました。高校生サークルから参加した山中希歩さんと古木珠侑さんは「経験したことのない環境での発表に緊張しました。今日のお話は、これから進路など将来を選択する時の参考にしたいです。」と話しました。


12月9日(月)、令和6年度いきいき100歳体操5年継続賞表彰式が行われました。これは、開設から活動を継続して5年目となる団体を表彰するもので、今年度は11集落が表彰を受けました。表彰式には宮前二、法勝寺、猪小路、武信、境、上阿賀、鶴田、天萬の8集落が参加しました。
表彰状授与後には各団体の100歳体操の様子などについて情報交換も行われ、「月に1回茶話会を開いている」「100歳体操前に音読や掃除もしている」など、100歳体操だけでなく体操をきっかけとした様々な活動が紹介されました。町は今後もフレイル予防に効果的な100歳体操を進めます。


町立図書館では、動物介在活動コーディネーターの青木潤一さんと、スーちゃん・フルートくんの2匹を招き、12月7日(土)にわんこ読書会を開催しました。年長~中学生までの13名が参加し、1人1冊の絵本を読み聞かせました。小さな声でも上手に読めなくてもじっと聞いてくれる犬に読み聞かせることで、子どもたちは安心して本を読むことができます。それが子どもたちの思いやりの心を育み、達成感や自己肯定感につながると言われています。
「しゃっくりがいこつ」の絵本を読み聞かせたという児童は、「たまに詰まったりしたけど、リラックスして聞いてくれて可愛かった」と話し、犬とのふれあいを楽しんでいました。


恒例の消防団出初式が1月12日(日)、南部町農業者トレーニングセンターで行われ、消防団員ら約180名が参加しました。式典では、日頃消防団活動に尽力された団員へ表彰状が伝達されました。
訓示では、小林一弘団長が「消防団活動は火災対応、警防活動、地震や風水害などの自然災害、行方不明者の捜索など広範囲にわたる。地域住民の安心安全の確保により一層のご理解ご協力をいただきたい」と団員へ呼びかけました。
式典終了後に小松谷川で行われた一斉放水では美しいアーチが描かれ、日頃の訓練の成果が披露されました。


JICA海外協力隊員として海外へ派遣される前に国内の地域で研修を積む「グローカルプログラム」の第1期生として南部町で活動した田辺和さんが、ブータンでの2年間の活動を終え帰国しました。
理学療法士として母子病院で勤務し、産前の妊婦体操や産後ケアなどの母子保健や公衆衛生の向上に関する活動を行いました。失敗を経験しながらも、2年間で10か所の病院に妊婦体操を広げ、1,000人以上の参加につながりました。田辺さんは「失敗しても切り替えて挑戦できたり、積極的に地域の集まりに参加して人脈を作ったりして、南部町での経験が活かせた」と活動を振り返りました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU