「1世帯(4人家族を想定)が、1年間に廃棄する食品が5万6千円に相当する」という報告があります。食品ロスを減らすことは家計の節約に貢献しますね。本来は食べられるのに捨てられてしまう食品は、日本全体で472万トン(2022年度)もあり、その半分が家庭から出されていると言われています。我が家のロスを減らす工夫をしましょう。
◆アドバイス
(1)冷蔵庫の中身など、在庫を確認してから買い物に出かけましょう。
(2)早く食べたほうが良いものは、目につきやすい場所に置きましょう。
(3)野菜の皮や茎を料理に使ってみる、煮込んでからミキサーで調理する、食べ残しは冷凍保存で別の日に食べるなどの工夫でロスを減らしましょう。
(4)賞味期限が少し過ぎた食品は、臭いや状態を確認してみて、捨てるかどうかの判断をしましょう。安全に食べられる「消費期限」とは違います。
(5)家で食べきれないときには、公共施設などで行われているフードドライブに寄付するなど、食品ロスを減らす工夫をしましょう。
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