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自治体の皆さまへ

誰もが自分らしく いきいきと暮らせるまちを目指して

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鳥取県境港市

■みんなで拓く人権文化242 高齢者にも安心なまちづくりをめざしましょう
~高齢化社会と人権~
私たちは、高齢者を大切にしなければと思いつつ、強い口調で叱責したり、思いやりのない行動をとったりしてはいないでしょうか。誰であれ、年齢を重ねれば、身体面や精神面で衰えが生じることは避けられません。「役に立たない」などと高齢者を社会の端に押し出すような社会は、人々が安心して暮らせる社会と言えません。
平均寿命の大幅な伸びや少子化などを背景として、社会の高齢化が極めて急速に進んでいます。高齢化社会の中、介護を必要としている高齢者に対し、介護者が虐待を加えるなど、悲しい事件が発生しています。虐待を防ぐためには、地域社会で、高齢者を日常的に見守る環境が必要です。また、高齢者の判断力の低下を悪用した「詐欺商法」や「振り込め詐欺」なども発生し、大きな社会問題となっています。
高齢者が生きがいを持ちながら、安心して暮らすことができる、そして、地域の重要な一員として尊重される「高齢者にも安心な『人権尊重のまちづくり』」の実現に取り組んでいきましょう。

■あなたの「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」見直しませんか?
~男性の「育休」が改正されたこと、ご存知ですか?~
仕事と生活が両立しにくい毎日になっていませんか?
家事・育児・介護などで、無意識に「これは女性の役割だ。」と思ったことはありませんか?性別にかかわらず、誰もが協力し合うためには、本人の意識はもちろん、家族(家庭)や周囲(職場)の意識も変えていかなくてはなりません。昨年の10月には、「育児・介護休業法」が改正され、男性が通常の育休とは別に、妻の産休期間に合わせて取れる「出生時育児休業(通称:産後パパ育休)」が創設されました。ご存知でしたか?
改正の背景には、育休を取得したいという男性の増加や女性の家事・子育ての負担軽減、社会進出(女性の管理職登用等)の推進があります。
仕事と生活(育児、介護、地域生活、趣味、学習など)の調和を「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」と言います。「仕事も生活も楽しめる社会」を実現するためには、誰もが希望に応じて、働き方、生き方の両方を充実させる環境を整備していかなくてはなりません。また、性別にかかわらず、誰もが協力し合うためには、家事・育児・介護などの性別役割分担意識をなくし、本人の意識はもちろん、家族(家庭)や周囲(職場)の意識も変えていく必要があります。

家庭で、そして、職場で、誰もが、「仕事」と「仕事以外の生活」を自分の希望するバランス(仕事と生活の調和)で行うには、まず、どんなことができそうか、どんな工夫が必要か、話し合ってみることが大切ではないでしょうか。ぜひ、機会をとらえて、話し合ってみてください。
一人ひとりが大切な人生を歩んでいます。日々の仕事も、生活も、楽しく充実させたいものです。

問い合わせ先:総合政策課 人権政策室
【電話】47-1102

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