大正4年刊の「境港沿革史」には、「新聞紙当地に始て来りしは東京日々新聞第六号(木版刷時代)を池田家融通会所へ到着したるを以て始とす」という記載があります。明治時代以降、市域で発刊された様々な新聞について境港市史下巻(342ページ「3 昭和期の出版」)よりご紹介します。
日本では明治前期に活字が鋳造され、活版印刷が普及し始めます。境町では明治中期に印刷所ができ、新聞が次々と発刊されました。
境町は交易で栄えた港町なので、取引価格に関係した経済系新聞が多かったようです。
昔の新聞について、原本や写しをお持ちの人は、情報・資料などの提供をお願いします。
編集:市史編さん室
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