伯州綿 地域おこし協力隊員だより

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こんにちは地域おこし協力隊の德毛です。
5月は伯州綿の種をまくシーズンです。今年もたくさんの綿が収穫できるように汗を流していきたいと思っています。
伯州綿は種をまいておよそ1週間で発芽し、7月末ごろから花が咲き始めます。この花は黄色で咲き、2日目にはピンク色に変化します。
花が落ちた後に丸い形の実ができます。これを「コットンボール」と呼び、綿ができる素になります。
8月中旬から下旬にかけてコットンボールが弾けて中からフワフワの綿が顔を出します。
その後は収穫です。9月から12月ごろまで下の枝から順にコットンボールが弾けて行き、これを摘み取ります。
この間、農薬や化学肥料を使用せずに栽培しているのが現在の境港市の伯州綿です。
収穫した綿は弾力があり、保温、保湿性に富んでおり非常に質の高いものです。
境港市では、新生児と100歳を迎えられる人に伯州綿で編み上げた「おくるみ」、「ひざかけ」をプレゼントしています。
また、おくるみを受け取った親子に伯州綿の種まき・収穫に参加して頂き、次の年におくるみを受け取る親子につなげる「ぬくもりの綿リレー」も実施しています。
このように伯州綿の輪がどんどん広がっていきますので、大切にしていきたいです。

問合せ：農政課　農業振興係
【電話】47-1049