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6月定例市議会報告

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鳥取県境港市

6月定例市議会が6月5日から27日まで開催されました。
定例市議会には、令和5年度一般会計補正予算などが上程され、次のとおり可決されました。

【可決された主な議案】
●一般会計補正予算(第3号)
歳入歳出それぞれ2億2325万3千円を増額し、予算総額を193億8755万5千円としました。

《歳出の主な内容》
▽総務費
人件費単価等の上昇により不足が見込まれる、渡地区集会所建設工事における工事請負費等525万円余、婚活に取り組む独身の方に対する婚活サポートセンター登録料等への助成金30万円などをそれぞれ増額。

▽民生費
電気・ガス料金の高騰などにより、特に深刻な影響が懸念される生活保護受給世帯等の経済的な負担を軽減するため、光熱費として一世帯あたり1万7千円を給付するための経費1088万円、申請件数の増加に伴い不足が見込まれる、高齢者の補聴器購入に対する補助金90万円などをそれぞれ増額。

▽衛生費
7月以降の医療機関への新型コロナウイルスワクチン接種委託料及びコールセンターの運営など、接種に必要な体制を整えるための経費等1億741万円余、家庭用生ごみ堆肥化容器の購入に対する補助金等53万円余をそれぞれ増額。

▽商工費
鳥取県西部地域に工場等を新設又は増設し、境港市内在住者を雇用した企業への補助金30万円、水木しげるロード誕生30周年を記念するシンポジウム及び水木しげる記念館休館中の誘客イベントとして実施する、企業とのタイアップ企画に必要な経費386万円余をそれぞれ増額。

▽土木費
国の防災・安全交付金の増額に伴い、予定を前倒しして実施する市道境昭4号線の舗装修繕費4685万円余、境港公共マリーナの港湾整備に係る負担金225万円などをそれぞれ増額。

▽教育費
指定寄附金を活用して、図書館への来館が難しい方へ本を届ける移動図書館車を導入するための経費等583万円余、市民体育館及び第二市民体育館を改修するための実施設計費1290万円余などをそれぞれ増額。

《歳入の主な内容》
歳出に伴う国県支出金を計上するほか、財源として、繰越金及び市債などを増額。

●境港市印鑑条例の一部改正
「電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律」の改正に伴い、マイナンバーカードに加え、スマートフォンなどを利用して、コンビニエンスストア等で印鑑登録証明書の交付ができるよう所要の改正を行いました。

●境港市税条例等の一部改正
地方税法等の改正に伴い、新たに導入される森林環境税の賦課徴収方法について規定する等の改正を行いました。

●境港市地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正
「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第26条の地方公共団体等を定める省令」の改正に伴い、固定資産税を課税免除する特例対象となる施設の設置期限を2年間延長しました。

【委員会提出議案】
●少人数学級・教職員定数の改善を求める意見書の提出について

●境港市議会議員の請負の状況の公表に関する条例制定について

【陳情の審議結果】
●採択・意見書提出
◇ゆたかな学びの実現・教職員 定数改善をはかるための、2024年度政府予算に係る意見書採択の陳情

5月臨時会

《可決された主な議案》
●一般会計補正予算(第1号)
歳入歳出それぞれ2億3041万4千円を増額し、予算総額を189億8041万4千円としました。

◇物価高騰対策に関する事業
電力・ガス・食料品等の価格高騰の影響を大きく受けている住民税非課税世帯等を経済的に支援するため、一世帯あたり3万円を給付するための経費1億3603万円余、低所得の子育て世帯を経済的に支援するため、子ども一人につき5万円を給付するための経費4741万円余をそれぞれ増額しました。
歳入につきましては、歳出に伴う国庫支出金を計上しました。

◇その他の主な事業
▽民生費
人件費単価等の上昇により不足が見込まれる、あがりみち保育園リニューアル改修工事費及びわたり保育園新築工事実施設計業務委託料など329万円余を増額。

▽商工費
資材価格の高騰や軟弱地盤対応などにより不足が見込まれる、水木しげる記念館再整備事業建設工事費4180万円を増額。

▽教育費
人件費単価の上昇により不足が見込まれる、小学校トイレ改修工事に係る基本設計業務委託料40万円余などをそれぞれ増額。

◇歳入の主な内容
財源として、基金繰入金及び市債を増額。

5月臨時会(第2回)

《可決された主な議案》
●一般会計補正予算(第2号)
光熱費及び給食材料費の負担が増している市内保育事業者に対する助成金475万円余、売上が減少した中小企業者等が利用する制度融資の償還利子に対する補助金429万円、家計を支援し、市内の消費の活性化を図るため、全市民に、買い物や食事の際に使用できる応援券を一人につき5千円配布するための経費1億7484万円余を、それぞれ増額し、歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを計上するほか、財源として繰越金を増額しました。
以上により、歳入歳出それぞれ1億8388万8千円を増額し、予算総額を191億6430万2千円としました。
あわせて、事業の履行が次年度以降にも続くものとして、「令和5年度エネルギー・原材料価格高騰対策特別金融支援事業利子補助金」について、債務負担行為の追加の補正を行いました。

●駐車場費特別会計補正予算
歳出に見合った使用料の確保ができなかったことによる前年度の歳入不足に対して、前年度繰上充用金2594万4千円を新たに計上し、予算総額を3694万1千円としました。

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