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自治体の皆さまへ

誰もが自分らしく いきいきと暮らせるまちを目指して

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鳥取県境港市

■みんなで拓く人権文化245 多様性を認め合える「共生社会」を実現するために
~「障がい」を理解することからはじめましょう~
日本は、2070年には人口の25%が75歳以上になるといわれています。年を重ねれば誰もが、多かれ少なかれどこかに障がいが出てきます。私たちの未来を考えると、誰にとっても、「障がい」とは身近なものであり、決して他人事ではありません。
障がいのある人の自立や社会参加が阻まれる要因の一つに、障がいについての「理解や配慮の不足」があげられます。これらが原因となって、誤解や偏見も生じています。
障がいについて、「理解や配慮の不足」はありませんか。
(1)障がいは、特別なことではありません。
病気やけがなどで、障がい者になる可能性は誰にでもあります。
(2)障がいは、多種多様です。
外見ではわからない障がいもあります。どのような配慮や支援が必要なのかは、一人ひとり異なっています。
(3)障がいのある人が、自立や社会参加するためには、配慮と支援が必要です。
機能を補う福祉機器(用具)や、社会や周囲からの配慮と支援により、さまざまな活動をすることが可能です。

私たちの身のまわりには、障がいのある人にとって、さまざまな「障壁」(バリア)があります。私たちは、それらを除去するために、社会のいろいろな場面で「バリアフリー化」(障壁をなくす取り組み)を推進しなければなりません。障がいのある人と対話を重ねることも大切にしたいものです。

(1)心(意識上)のバリアフリー
人々の心の中に潜む「障がいのある人への無理解・無関心」をなくしましょう。
(2)物質・物理面のバリアフリー
障がいのある人が移動する際の「建物や通路、交通機関」などの困難さをなくしましょう。
(3)文化・情報面のバリアフリー
新聞などの「活字の大きさ」や講演会での「手話通訳」など、情報伝達の工夫をしましょう。
(4)制度面のバリアフリー
障がいを理由に、従来「資格や免許」が取得できなかったことについて、あらためて内容を検討し、見直す必要があるかどうか考えてみましょう。

誰もが、障がいについて理解を深め、配慮のあり方(合理的配慮の提供)をあらためて考えてみましょう。
※令和6年4月1日から、改正障害者差別解消法が施行され、事業者による障がいのある人への「合理的配慮の提供」が、義務化されます。
(現在は、「努力義務」)

■境港ふれあい・ほっとアカデミーinウインター「人権学習講座(講演会)」
高齢者の人権を侵害する特殊詐欺や振り込め詐欺の現状報告と具体的予防策について学び、「権利の主体」としての高齢者の「人権」について考えてみたいと思います。
日時:2月3日(土)午後2時~3時30分
講演会:
・演題「高齢者の人権を守る!!」
~高齢者は、ねらわれている!?!特殊詐欺、振り込め詐欺に注意!具体的対策は?~
・講師 田中 友一郎さん(境港警察署 生活安全刑事課)
場所:保健相談センター講堂
入場料:無料(申し込み不要)

問い合わせ先:総合政策課 人権政策室
【電話】47-1102

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