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『浜の話と港の歴史(5)』

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鳥取県境港市

「境港市立図書館」は昭和52年3月に竣工し、同年6月に開館しました。それまで旧市役所庁舎2階にあった鳥取県立米子図書館を引き継ぎ、初めて「境港市立」を冠した図書館として新築されました。また、県下では戦後初の市立図書館でした。
建物は鉄筋コンクリート3階建で、1階に視聴覚室、研修室、図書整理室など、2階に閲覧室や談話室など、3階に郷土資料室や会議室などを設置。当時の蔵書は13,277冊でした。昭和59年には「市民1人1冊」の蔵書目標39,000冊に達しました。
昭和62年3月、市立図書館の隣の敷地に新しく建物を増築し、同年6月に「境港市民図書館」として移転オープンしました。それまでの建物は図書館分館となり、市史編さん室、郷土資料室などが置かれました。そして、現在の市民図書館の新築計画が進み、平成29年分館は閉鎖、その後解体され、市立図書館であった建物はその歴史に幕を降ろしました。
12月の図書館サイネージ掲示板では、昭和52年の豪雪除雪風景、中海干拓、地引網漁などの懐かしい画像とともに、建てられたばかりの市民図書館の様子を放映します。また「郷土の歴史を知ろう」コーナーでも図書館関連の書籍を展示予定です。ぜひ図書館でご覧いただきたいと思います。

参考:「境港市民図書館の誕生」、「境港市史」ほか
〔市史編さん室〕

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