こんにちは、地域おこし協力隊の宮間です。
私は山陰の冬を初めて体験しました。大雪に戸惑う日も乗り越え、境港の暮らしに自信が湧いてきたところです。
さて今回は、市報2月号で取り上げた「綿繰り」と切っても切り離せない存在の「綿繰り機」についてご紹介します。
普段私たちが作業を行ってる場所には、3種類の綿繰り機があります。主役となるのは、最も大きい電動の綿繰り機(市報2月号でも少し触れています)で、とても古いですが5分で1.25kgの綿を繰ることができます。
そのほか、手動の綿繰り機と、手動式を改良してモーターを取り付けた電動式の物があります。それぞれの仕事量を比べてみると、手動式が5分で約5g、電動式は約75gの綿を繰ることができ、両者の差は単純比較で約15倍になります。しかし、これが大型の綿繰り機になると、電動式の16倍以上を繰りますから、比較になりません。5月の種まきに使う種のためには、種の摩耗による損傷が少ない小型電動装置を利用し、それ以外は大型の電動綿繰り機を使用しています。
サポーターの皆さんのおかげで、今年も高品質の綿をたくさん、繰ることができました。紙面をお借りして御礼申し上げます。
問合せ:農政課 農業振興係
【電話】47-1049
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