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境港史話『温故知新』( 81 ) 境港の昔の新聞(5)

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鳥取県境港市

〜境港商報(さかいこうしょうほう)その4〜
明治〜昭和初期にかけて発刊された境港の経済新聞「境港商報」から、お知らせしたいポイントを抜粋して紹介しています。
■昭和2年
(1月2日735号)
・「境町に於ける最初の試み」
加島呉服店で人造絹布類の官傳販売。神戸鈴木商店に係る帝國人絹株式会社の商品。
[養蚕業が活発な弓浜地区でも新時代の動きがありました。]
(2月16日738号)
・「島谷汽船の境港入港」
小樽〜大連の定期航路。
(2月26日739号)
・「八束郡七類から境港に達する道」
百五十間ばかりのトンネル(旧七類)を設け…実に交通不便で海路によらねばならない。
・「境實科高女校 昭和2年4月1日開校予定」
組合立五か町村に加え中浜・大篠津も拡張検討。
(3月6日740号)
・「伯州綿の光栄」
鳥取県農業試験場謹製奉献 聖上陛下御蒲団用として。
・「明春までには伯備線全通」
(4月26日743号)
・「青い目の人形が日米平和の使い 境小学校と幼稚園とに」
遠く米国より万里の波頭を乗り越えて我が国へ…鳥取県下の一部小学校・幼稚園へ百余個配布され…。
(6月26日746号)
・「満鮮支那航路 境港を基点」
定期航海を二回宛開始。第八萬栄丸(二千トン)、久美愛丸(千七百五十トン)2隻。
[巨費を投じた境港の修築が進む中、大陸・半島・国内への交易路が着々と整備されました。]
(7月16日748号)
・「境鉄道認可」
余子村基点で上道、境、外江、渡村までの鉄道敷設を鉄道省が認可。
[実現には至りませんでした。]
(8月6日750号)
・「安来小学児童 境港で臨海学校」
一週間開設、美保関も訪問。
(8月26日751号)
・「境町連合艦隊歓迎」
上陸兵慰問、境町幸座及び日の出館にて活動写真を両日開放…。
(9月16日753号)
・「北鮮と裏日本との定期航路開始」
島谷汽船肥前丸 毎月2回定期航海。舞鶴‐敦賀…元山‐鬱陵島。
編集:市史編さん室

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