■消費者金融から借金をさせる「副業や投資の勧誘」にご注意ください
◇事例
インターネットで副業の広告を見つけ、事業者の無料通話アプリに登録した。事業者からの電話で説明があったが、「副業でもうかるためのサポート」として高額なプランを勧められ、お金がないと断ると、「消費者金融からいったん借りて、もうけた分で返済すればいい」と言われた。スマホに遠隔操作できるアプリをインストールするよう指示され、言われるままに消費者金融から50万円を借り、事業者の口座に振り込んだ。家族から副業のために借金をするのはおかしいと言われたので、解約し返金してほしい。
◇アドバイス
・簡単に稼げるようなうまい話はありません。「簡単に稼げる」「もうかる」ということを強調する広告や、検索で表示されたランキングサイトなどの情報をうのみにしてはいけません。
・サポート契約を「お金がない」「高額で支払えない」と断ると、「借りればいい」「もうかるから借金は返せる」と消費者金融から借りることを持ちかけられたりします。最近では、遠隔操作アプリを悪用してスマホ画面を共有しながら借金させるケースも目立っていますが、もうかる保証や、借金を返せる保証はありません。
・作業内容や、もうかる仕組みが十分に理解できない場合は契約してはいけません。断りにくくても、望まない契約なら「契約しません」「やめます」とはっきり断りましょう。
相談受付時間:月~金曜日 午前9時~正午、午後1時~4時
問合せ:消費生活相談室
【電話】47-1106【FAX】44-7957
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