1.事業概況
令和5年度は、用地の処分として、定期借地契約の締結により夕日ヶ丘用地7区画を処分したほか、わたり保育園用地として渡町土地(旧渡小跡地)を境港市に売却しました。
財政面では、用地の処分や事業用借地料の土地造成事業収益などにより、境港市からの借入金を6千万円減額し、年度末残高が27億7千万円となりました。
2.決算
令和5度決算に関する財務諸表は以下のとおりです。
・貸借対照表
土地開発公社は年度末で約23.6億円(夕日ヶ丘用地は約18.1億円、全体の約77%)の販売できる土地を保有し、市からの借入金で賄っています。
・損益計算書
公社保有地の売却益、賃貸収入などから事務局経費を差し引いた事業利益に事業外収益を加えた純利益は約1,904万円となりました。純利益は、繰越準備金(前年度までの利益の積立金)に積み立てる処理をしています。
■貸借対照表
(令和6年3月31日現在) (単位:円)
◆用語の説明
・公有用地…公有地取得事業に係る土地で、土地開発公社が市に代わり先行取得した土地
・代行用地…公有地取得事業に係る土地で、土地開発公社が市に所有権を取得させた土地
・完成土地…土地造成事業に係る土地で、販売可能な状態にある土地
■損益計算書
(令和5年4月1日~令和6年3月31日) (単位:円)
◆用語の説明
・公有地取得事業収益…公有用地、代行用地の売却で得た収入
・土地造成事業収益…土地造成事業用地の売却、事業借地で得た収入
・附帯等事業収益…土地の一時貸し付けで得た収入
・事業原価…売却した土地に対応する取得費等の原価
・販売費および一般管理費…公社の事務局に要した経費
・当期純利益…当該年度における最終的な利益
問い合わせ先:土地開発公社
【電話】47-1212
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