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誰もが自分らしくいきいきと暮らせるまちをめざして

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鳥取県境港市

■みんなで拓く人権文化257
◇「障がい」を理解することからはじめましょう~多様性を認め合える「共生社会」を実現するために~
私たちの身のまわりには、障がいのある人にとって、様々な「障壁」(バリア)があります。私たちは、社会のいろいろな場面で「バリアフリー化」(障壁をなくす取り組み)を推進しなければなりません。そのためには、障がいのある人と対話を重ねることも大切です。
(1)心(意識上)のバリアフリー
人々の心の中に潜む「障がいのある人への無理解・無関心」をなくしましょう。
(2)物質・物理面のバリアフリー
障がいのある人が移動する際の「建物や通路、交通機関」などの困難さをなくしましょう。
(3)文化・情報面のバリアフリー
新聞などの「活字の大きさ」や講演会での「手話通訳」など、情報伝達の工夫をしましょう。
(4)制度面のバリアフリー
障がいを理由に、従来「資格や免許」が取得できなかったことについて、あらためて内容を検討し、見直す必要があるかどうか考えてみましょう。

年を重ねれば誰もが、多かれ少なかれどこかに障がいが出てきます。私たちの未来を考えると、誰にとっても、「障がい」とは身近なものであり、決して他人事ではありません。
障がいのある人の自立や社会参加が阻まれる要因の一つに、障がいについての「理解や配慮の不足」があげられます。これらが原因となって、誤解や偏見も生じています。障がいについて、「理解や配慮の不足」はありませんか。
(1)障がいは、特別なことではありません。
病気やけがなどで、障がいを負ってしまう可能性は誰にでもあります。
(2)障がいは、多種多様です。
外見ではわからない障がいもあります。どのような配慮や支援が必要なのかは、一人ひとり異なっています。
(3)障がいのある人が、自立や社会参加するためには、配慮と支援が必要です。
機能を補う福祉機器(用具)や、社会や周囲からの配慮と支援により、様々な活動をすることが可能です。

誰もが、障がいについて理解を深め、配慮のあり方(合理的配慮の提供)を改めて考えてみましょう。
※令和6年4月1日から、改正障害者差別解消法が施行され、事業者による障がいのある人への「合理的配慮の提供」が、義務化されました。

■境港ふれあい・ほっとアカデミーinウインター〔人権学習講座(講演会)〕
男女共同参画社会(ともに輝く社会、多様性を尊重する社会)の視点から、誰ひとり取り残さない、取り残されない「地域の災害対応」について考えてみたいと思います。
講演会:
・演題 「みんなで備えよう! ~男女共同参画の視点から、地域の災害対応を考える~」
・講師 澤田 真美 さん(鳥取県男女共同参画センターよりん彩)
日時:2月1日(土)午後2時~3時30分
場所:市民交流センター 大会議室
入場料:無料
申込方法:上記問い合わせ先へ電話または申込フォームのいずれか

問い合わせ先:総合政策課 人権政策室
【電話】47-1102

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