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自治体の皆さまへ

誰もが自分らしくいきいきと暮らせるまちをめざして

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鳥取県境港市

■みんなで拓く人権文化259
◇日本の「男女平等社会」なかなか進まない!?~ジェンダーギャップ指数2024 日本(国別順位)118位~
世界経済フォーラムが公表した各国の男女格差を測る「ジェンダーギャップ(男女格差)指数2024」によれば、日本の総合スコアは、146カ国中118位と昨年(146カ国中125位)より順位が7位上がりました。しかしながら、いまだ下位の状況にあります。分野別でみると、今年も、日本は「教育」のスコアと「健康」のスコアは、上位のクラスである一方、政治分野と経済分野においては、わずかな改善は見られましたが、「政治」のスコアは146カ国中113位、「経済」のスコアは146カ国中120位と下位にあり、男女平等までは程遠い状況にあります。
私たちは、「性別による能力差があるという決めつけ」や「色や形によるイメージ」など、自らの「ジェンダーバイアス(性差に対する差別・偏見)」に気づき、性別に関係なく、一人ひとりが尊重され、自分らしく活躍できる社会の実現をめざさなければなりません。
このような社会状況の中、鳥取県では、仕事と家庭の両立に配慮し、誰もが働きやすい職場環境づくりを進める企業を「鳥取県男女共同参画推進企業」として認定しています。登録企業は県および市の公式ホームページで紹介されるなど地域社会へのアピールにもつながりますので、ぜひ制度をご活用ください。
※「鳥取県男女共同参画推進企業」については、右記QRコードからご覧ください。(※本紙参照)

■3月8日は「国際女性の日」です
ここ数十年間で、女性を取り巻く環境は急速に変わり、男性が働き、女性が家庭を守るというかつての家族像はもはや標準ではなく、女性の人生と家族の姿が多様化しています。
「国際女性の日(国際女性デー)」は、国際婦人年である1975年3月8日に国連で提唱され、その後、1977年の国連総会で議決されました。
この日には、世界各地で、ジェンダー平等や女性への暴力撤廃を求める集会などが開かれ、「女性が自分らしく輝ける社会の実現」に向け、さまざまな取り組みがなされています。
日本でも、毎年、「国際女性の日」に寄せて男女共同参画担当大臣がメッセージを発表しています。私たちは、あらゆる分野において、女性が活躍できるよう、意識改革を続けていきましょう。

■「ともに輝く社会」について考える~今年度の「人権学習地区巡回講座」を振り返って~
今年度も、「境港ふれあい・ほっとミーティング(人権学習地区巡回講座)」を市内7会場で開催しました。
DVD作品「あした咲く」を視聴して、「男女共同参画社会(ともに輝く社会、多様性を尊重する社会)」の実現に向けて考えるよい機会となりました。
参加者からは、
「たいへんよかった。男女参画はあらゆる場面で大切である。心を豊かにすることで、人生が楽しく、だれもが、幸せになるような気がする。」
「人権のプログラムに参加させていただくたびに、あらためて思い返すことが出来ます。また、次回参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。」
「人権という言葉は難しいですが、内容は難しいことではなく、大切だし、常に考えて取り組んでいきたいです。今後も皆さんが人権について考えていけるとよいです。」
など、たくさんのご意見・ご感想が寄せられました。
来年度も、「境港ふれあい・ほっとミーティング(人権学習地区巡回講座)」の開催を予定しています。誰もが自分らしく生きるために、「人権」について考えるよい機会です。
お住いの近くの会場で、ぜひ、ご参加ください。

問い合わせ先:総合政策課 人権政策室
【電話】47-1102

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