■高校野球
暑さ厳しい夏が終わろうとしていますが、まだまだ残暑は続きそうです。夏と言えば、高校野球!灼熱の太陽のもと、白球を追う高校球児の姿は、多くの高校野球ファンに感動をもたらします。数年ぶりに入場制限なし、声を出しての応援など、従来の甲子園での熱戦がもどってきました。
さて、最近の高校野球をテレビで観戦しながら、「高校野球が変わってきたなあ。」と感じることがあります。その例をあげてみると、高校球児はみな丸坊主が当たり前の様でしたが、長髪のチームも見られます。大会運営においても、一回戦から決勝戦までの間、幾日か体を休める日が設定されていることや、試合開始後、5回が終了した後に体を休めるクーリングタイムが導入されていたり、ベンチ入りの人数が2名増えて20名となっていることなどです。選手の体力面や健康面に配慮しての改善点でしょう。
人は変化に対して非常に敏感です。多様なものの見方や考え方をより大切にしていく動きの中、従来のこうあるべきだというような考え方が見直されてきています。いろいろなことが変わってきた中で、今年も、懸命に白球を追い、全力でプレーする高校球児たちの気持ちの入った好プレーが展開されました。
その是非は誰が決めるものではありません。見事栄冠を手にした神奈川県代表の慶應高等学校の「楽しむ野球」は試合中の選手みんなの表情でとてもよく伝わってきました。また、惜しくも敗れた仙台育英高校の選手たちが拍手をもって相手チームの優勝を称える姿にも感銘を受けました。
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