■“イクメン”について考える
10月19日は、10(トウサン)19(イクジ)の語呂合わせで「イクメンの日」。毎年、イクメンオブザイヤーも選定され、男性の育児休暇推進運動を盛り上げています。一方で、このイクメンという言葉には違和感を持つ方も多く、『自分の子どもを育てるのは当たり前のことなのに、あえて「イクメン」と言って、父親の育児を強調するのはおかしい。』『仕事に縛られざるを得ないのに、家庭に対する義務感が際立つ非常に迷惑な言葉。』など様々な意見を聞くと、「イクメン」という言葉を通して、改めて自分の認識を考えさせられます。
我が家も3歳と1歳の子どもがおり、普段、自分がイクメンかどうか考える暇もなく、日々慌ただしく過ごしています。妻からは「ちょっと手伝っただけでやった気にならないで。」「私も仕事をしてるのに、家事育児の負担が偏っている。」と日々、貴重なご意見が寄せられます。平日はできる限り子どものお風呂の時間に間に合うように仕事を切り上げ、休日はしっかりと家事育児の時間を持つようにしているつもりですが、いつも妻の機嫌をうかがってばかり…。そんな、私のようにお悩みの方には、町立図書館を利用していただくと何かヒントが見つかるかもしれません。町立図書館に蔵書されている、男性の家事育児を題材にした本をいくつかご紹介します。
◇家事育児の参考になる本
『パパ1年生』
安藤 哲也(編著)、ファザーリング・ジャパン(編著)
妊娠から3歳ごろまでの育児の基礎知識を、マンガを交えて楽しく学べます。最終章の仕事との両立のポイントを読んで、仕事への姿勢をふり返ってみては。
『妻のトリセツ』
黒川 伊保子(編著)
妻との関係性にお悩みの方必読。女性の心理を読み解きながら、メールへの返信の仕方・妻の言葉に隠された本音の翻訳など、実践的で参考になります。(妻向けの『夫のトリセツ』も図書館にあります。)
◇育児マンガ本(妻の気持ちに共感できるようになるかも!?)
『夫イクメン化計画奮闘日記』
関根 尚(著)
ド天然な夫とのドタバタ育児を、面白おかしく紹介。
『ツレはパパ1年生』
細川 貂々(著)
「ツレがうつになりまして」の著者の育児体験記。続編のパパ3年生も図書館にあります。
『理系パパ~ひとクセあるけど憎めない、理系なパパ10人のリアル育児まんが~』
高世 えり子(著)
論理的思考な理系パパ10人のエピソード。化学的な話も詳細に描かれています。
問合せ:子ども未来課 子育て支援係
【電話】73-1424
<この記事についてアンケートにご協力ください。>