人権学習

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■人権尊重の輪
人権教育で大切にしていきたいことの一つに、「人権感覚を磨く」という事が良く言われます。人権感覚とは何ですか?それは、けがをしたり悲しんでいる人がいれば、「どうしました?だいじょうぶですか」と声をかけたり励ましたり、思い悩んでいる人がいれば、見て見ぬふりをせず「どうしたの?一緒に考えましょう」と優しく声をかけ、相手を思いやる行動のことでしょうか。人権上、問題のあるできごとなどに対してやさしさや思いやりにあふれた心と「そんなことは許さない」と自ら行動することといえます。
さて、岩美町では、毎年、人権啓発活動の一環として様々な人権問題をテーマにした作文や標語の募集をしています。人権を尊重する気持ちを作文や標語で表現します。町内の小中学校の児童生徒の皆さんや保護者の皆さんから多くの作品が寄せられます。ここでは、昨年度、特選に選ばれた小中学生の作品をご紹介します。

▽小学生の作品
・感謝して笑顔の花を咲かせよう
・気付こうよマスクでかくれたこまりがお
・ゆるせないあの子を見て笑う君

▽中学生の作品
・軽く言うけど受ける重さは相手次第
・あたりまえその日常に感謝して
・さしのべたその手のおかげで未来あり

【令和4年度人権作文・標語作品集　第25集　岩美町教育委員会発行より】
どの作品も思いやりや優しさに満ち溢れた素晴らしいものばかりです。このように人権標語の取組を通して誰もが持ち合わせている人権感覚が一層磨かれ、人と人が心豊かにつながり人権尊重の輪が大きく広がっていくことを願っています。

問合せ：教育委員会事務局　人権同和対策係
【電話】73-1302