9月21日は世界アルツハイマーデーです。
9月9日(土)14時~中央公民館で認知症フェスタ2023の講演会WEB配信があります。また、9月には、町の認知症対策についてのパネル展と町立図書館で関連書籍コーナーを設置しています。ぜひご覧ください。
「認知症」は、高齢者だけの病気だと思っていませんか?今回のかきつばた号では若年性認知症についてお知らせします!
★若年性認知症とは?
65歳未満で発症する認知症のことで、2020年の調査研究では18~64歳の人口10万にあたりの患者数は50.9人と報告されており、比較的まれな病気です。若年性認知症は、その発症年代の早さのために様々な問題が生じます。その原因は、アルツハイマー病等の認知症のほかに、頭部外傷や神経系の変性疾患等で、医療費助成の対象となる指定難病もいくつか含まれています。
★若年性認知症の特徴
(1)認知症と気づかない。
(2)経済的問題が大きい。
(3)発症年齢が若い:平均して51歳といわれています。
(4)男性に多い。
(5)主な介護者が配偶者や子、又は高齢の親。
★診断が遅れてしまいがち
疲れや更年期障害、うつ病などの病気と思って医療機関を受診してしまうことがあります。誤った診断のまま時間が過ぎ、認知症の症状が目立つようになってから診断された例も少なくありません。
以前はできていたことができなくなった、どうもおかしい、そういった家族や自分自身が気づいた「変化」を見過ごさないことが大切です。
★おかしいなと思ったら
STEP1 自分の変化をチェック
若年性認知症は早めの気づきが重要です。ミスが多くなった、お金の計算ができなくなったなど、自分に変化がないか確認しましょう。
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STEP2 かかりつけ医などに相談
かかりつけ医や地域包括支援センターに相談しましょう。認知症を専門とする医師の紹介や、利用できる制度を案内します。
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STEP3 専門医で診察・治療
専門医による診断、治療の選定を行います。早めの受診で進行を遅らせたり、今後の人生設計を考える時間が生まれたりします。
★まずはご相談ください
全国若年性認知症コールセンター【電話】0800-100-2707
*相談無料、月~土曜日:10時~15時(ただし、水曜日は19時まで)、メールでも受け付けています。
「若年性認知症コールセンター」で検索し、ホームページ(【URL】https://y-ninchisyotel.net)へアクセスしてください。
身近な相談窓口:岩美町地域包括支援センター
【電話】72-8420
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