岩美病院ニュース

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■看護部の人財育成について
副院長兼看護部長　黒阪佐美代

人財確保・人財育成(注一人一人の看護師は病院の宝なので、あえて人財としています)は、岩美病院看護部の大きな課題です。
当院では、毎年新卒の看護師を採用しています。今年は4人の新人看護師が入職しました。新人たちの希望で、今年から岩美町PRキャラクターのこじろーと若葉マークを合体させた新人看護師マークを作り、それを名札に入れています。外来に新人はいませんが、病棟で見かけられることもあるかと思います。この広報が出る頃には、先輩と一緒に夜勤を始め、どきどきしている頃かと思います。指導を受けながら、一人前になるために日々頑張っていますので、どうぞよろしくお願いします。
公益社団法人日本看護協会が考案した、看護師の能力を段階的に評価するシステム「クリニカルラダー」をご存じでしょうか。看護に必要な実践能力をレベル新人～IVの5段階で示し、はしご段を登るように一段ずつ成長してほしいという思いが込められています。岩美病院看護部では今年度から、[岩美病院クリニカルラダー]を作成し、人財育成に取り組んでいます。レベル新人は「指導を受けながら看護ができる」という新人看護師が到達しなければならない水準です。次のレベルIは「自立し、全て1人で実践できる」という、2～3年目の看護師が到達してほしい水準です。各レベルに達したと判断した看護師には、それぞれ認定証を渡します。このシステムを活用して、自分の成長を実感してほしいと願っています。
さて、岩美病院看護部では、職場体験や1日看護師体験、看護学生の臨地実習など、これから看護師等を目指す人たちの実習を受け入れています。先日、中学校の職場体験がありました。朝2時間程度、看護部長の業務体験として、中央入口で来院された患者様に「おはようございます」とあいさつをしてもらいました。患者様から、「がんばってるね」、「いいあいさつだ」とお声をかけていただき、中学生たちもはにかみながらとても喜んでいました。また「〇〇さんか、あんたの家は▲▲か?」と言われることもあり、岩美町の地域性を感じました。こうしたお声かけが、人を成長させます。これからもぜひ実習中の学生に話しかけてください。岩美町全体での人財育成をお願いしたいと思います。

■内科午後初診中止のお知らせ
9月1日(金)から当分の間、内科の午後の初診(予約外の診療)は中止とします。
ただし、発熱等急患の場合は受診できます。
急患等で受診希望の場合は、あらかじめ平日13時以降にお電話でご相談ください。

■休診のお知らせ
皮膚科休診日：9月7日(木)

問い合せ：岩美病院事務局
【電話】73-1421