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人権学習

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鳥取県岩美町

■やる気を引き出すほめ言葉を
コロナ禍の折には家の中で過ごすことも多く、断捨離をよくしたものです。久しぶりに書庫の整理をしていた折、250号にも及ぶ手書きの学級通信の綴りが出てきました。懐かしさもありしばらく読み返してみました。子どもたちのよさを見取る技量が乏しかったのでしょうか、ややもすれば叱ったり注意することが多かったと反省するばかりですが、通信には子どもたちの輝きや頑張りなどが紙面一杯に綴られていました。自分の事が書かれている通信を見た瞬間の子どもたちの表情(少し恥ずかしそう、とってもうれしそう、ちょっと嫌そう、ちょっぴり照れくさそう等)を今でも覚えています。
いろいろな調査によると、日本の子どもたちは世界の子どもたちと比べて自尊感情が決して高くはないようです。これは大人にも当てはまることのようです。このことはよく6D(どうせ、でも、だって、だめだ、できない、どうしよう)自信のなさ、意欲のなさにたとえられます。褒められて育った子どもは人の良い所を見れる大人に育つとよく言われます。自己肯定感や自己有用感の向上にもつながります。叱ることは時として必要なこと。褒めることはそれ以上に大切なことではないでしょうか。

問合せ:教育委員会事務局 人権同和対策係
【電話】73-1302

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