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人権学習

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鳥取県岩美町

■カラフルなランドセル
4月9日の入学式から早3か月が経ちました。先日、ご案内をいただき、小学校の運動会に出かけました。児童代表による堂々の選手宣誓、6年生をリーダーに紅組白組それぞれが元気はつらつユーモアあふれる応援合戦、そして、何よりも驚いたことは、入学間もない1年生もいわみっ子体操(小学校の先生方が考案した岩美町独自のストレッチ体操)で見事なブリッジを披露したことです。自信に満ち溢れた元気いっぱいの姿に会場からは溢れんばかりの拍手が沸き起こりました。
さて、そんな1年生も毎朝の登校では班長さんの後ろを遅れないように一生懸命歩いて登校します。その様子を眺めていると、ふとあることに気が付きました。ランドセルの色が様々なのです。今から24年前(平成12年ごろ)にはすでにランドセルの色も24色のカラーから選べるようになってきていました。男の子は黒、女の子は赤が定番の様でしたが、今ではどうでしょう。黒、グレー、茶、紺、深緑、紫、赤、ピンク、水色、白と様々ではありませんか。男女問わず、自分好みの色のランドセルを背負っているようです。ランドセルそのものの形はそう変わってはいませんが、大きさや色、素材や機能性もすこしずつ変化してきているようです。新聞の「ジェンダーレスの色選びも」という記事が目にとまりました。性別(男だから、女だから)にとらわれない色選びに「ぼくは、私はこの色がいい」という子どもたち自身の思いを感じます。性別と色に対する固定的なイメージがなくなり、みんなの好みが認められる世の中「自由に好きな色を選ぶことができる社会」へ向かって一歩ずつ、着実に前へ進んでいくことでしょう。

問合せ:教育委員会事務局 人権同和対策係
【電話】73-1302

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