図書館だより No.221

22／34

【お知らせ】
◆長月のおはなし会とクッキング
とき：9月29日(日)10：00～
ところ：中央公民館

▽クッキング
「ケークサレ」(ケークサレは野菜入りのパウンドケーキです)

▽お話
「おだんごを食べたお月さま」(ブラックシアター)
「おつきさまこんばんは」(絵本)
*申し込みが必要です。[親子12組]

◆映画会
『銀河鉄道の父』[128分]
とき：9月29日(日)13：30～
ところ：中央公民館
出演：役所広司・菅田将暉・森七菜・田中泯ほか
*無名だった宮沢賢治を支えた、父と家族の絶対的な愛に涙する感動の物語。

*『私のおすすめの1冊』を募集しています
図書館に投入箱がありますのでお願いします。

■あたらしい本
[文学]
「サンショウウオの四十九日」朝比奈秋/著
伯父が亡くなった。誕生後の身体の成長が遅く心配された伯父。その身体の中にはもう一人の胎児が育っていた。それが自分たち姉妹の父。その片方が亡くなったという。そこで姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか…?二人で一つの身体を生きる姉妹の人生と命の普遍を描く。
第171回芥川賞受賞作

「笑う森」荻原浩/著
神森で5歳のASD児・真人が行方不明になった。無事に保護されるが「クマさんが助けてくれた」と語るのみ。真人の叔父・冬也の懸命な調査で、4人の男女と一緒にいたことは判明するが、空白の時間は完全には埋まらず…。
*ASD…自閉スペクトラム症

「海岸通り」坂崎かおる/著
浜辺の老人ホーム「雲母園」で派遣の清掃員として働くクズミ。ウガンダから来た同僚マリア、サボリぐせのある同僚神崎、ニセモノのバス停で来ないバスを毎日待っている入居者のサトウ…。
浜辺の老人ホームに集う女たちのゆるやかなつながりを描く。
第171回芥川賞候補作

傷だらけの光源氏/大塚ひかり
望月の烏/阿部智里
カフネ/阿部曉子
なんどでも生まれる/彩瀬まる
アマテラスの暗号/伊勢谷武
令和元年の人生ゲーム[第171回直木賞候補作]/麻布競馬場
町なか番外地/小野寺史宜
新心霊探偵八雲/神永学
明日、晴れますように/川上弘美
愚か者の石/川崎秋子
転の声[第171回直木賞候補作]/尾崎世界観
失踪人/小路幸也
告白撃/住野よる
パタン島漂流記/西條奈加
古本食/堂原田ひ香
いなくなくならなくならないで[第171回直木賞候補作]/向坂くじら

[社会]
こんな世の中に誰がした?/上野千鶴子
還暦からはじまる/谷川浩司
発達凸凹なボクの世界/プルスアルハ
ある限界集落の記録/小谷裕幸
三淵嘉子・中田正子・久米愛/佐賀千恵美

[えほん]
「かみさま、いっしょうのおねがい!」といよしひこ/著
今日はツイてないいちにち。かみさまは、なかなかおねがいをきいてくれない。だけど、ぼくはほんとうにこころからねがうことがあって…。ぼくがほんとうにこころからねがっていることとは?ぼくのツイてない1日を描いた絵本。

問い合せ先：【電話】72-0510