◎早めの受診で 早期発見
結核は、今なお全国で年間1万人近くの新たな患者が発生し、およそ1,700人が亡くなられている重大な感染症です。鳥取県東部においても毎年新たな患者が発生しており、大半を70歳以上の高齢者が占めています。
しかし、結核は早期発見すれば、通院・服薬治療で治ります。
●次のような症状があるときは、できるだけ早くかかりつけ医を受診しましょう。
・咳が2週間以上続く
・たんがよく出る、たんに血が混じる
・微熱が続く、体がだるい
・食欲不振が続き、体重が減ってきた
・息を吸うときに胸が痛む
●高齢になるほど咳や痰の呼吸器症状が出にくく、微熱や体重減少が続くなどなかなか結核の発病に気づかないことがあります。
65歳以上の人は、症状がなくても年に1回は結核検診(胸部エックス線検査)を受けましょう。
岩美町では、肺がん・結核検診として住民健診を行っています。特に高齢者は結核発症の危険性が高いと言われています。毎年受診するよう心がけましょう。
問合せ:健康福祉課 健康増進係
【電話】73-1322
<この記事についてアンケートにご協力ください。>