くらしに役立つ情報や最新の消費生活トラブルをお伝えします。
知っておくと適切な対応ができます。
~電話や訪問の勧誘にご用心~
■見守りと気づきで防ごう! 高齢者の消費者トラブル
年末年始を控え、ご家族がそろう機会が増える時期です。日頃、離れて暮らしている高齢者の皆さんの生活に今までと変わったことはないでしょうか。高齢者の消費者トラブルを防ぐポイントは、家族や周囲による“見守り”と“気づき”です。普段から連絡を取り合い、不審な電話や訪問を受けたときの対応方法や、どこに相談するかを話し合っておくと安心です。
○見守りチェックポイント
一人暮らしの母を訪ねると、健康食品とその契約書や払込票が見つかった。母に聞くと、電話で勧誘されて約5万円の健康食品を購入していたことがわかった。支払いは分割払いになっており、1回目はすでに代引配達で約1万4,000円を支払っていた。
母はこれまでにもいろいろな業者から電話で勧誘されて健康食品を購入しているが、電話を切ると今まで話していたことを全く覚えていない状況で対応に困っている。
(60歳代女性)
○見守りチェックポイント
[家の様子について]
・家に見慣れない人が出入りしていないか
・不審な電話のやりとりがないか
・家に見慣れないもの、未使用のものが増えていないか
・見積書、契約書などの不審な書類や名刺などがないか
・家の屋根や外壁、電話機周辺などに不審な工事の形跡はないか
・カレンダーに見慣れない事業者名などの書き込みがないか
[本人の様子について]
・定期的にお金をどこかに支払っている形跡はないか
・生活費が不足したり、お金に困っていたりする様子はないか
・何かを買ったことを覚えていないなど、判断能力に不安を感じることはないか
国民生活センター「発表情報」より
●第3火曜日は消費生活相談員による相談と出前講座の日です。お気軽にご利用ください。
問合せ:
・日吉津村役場住民課【電話】27-5951 (平日 8:30~17:15)
・鳥取県消費生活センター【電話】188(ナビダイヤル)または、【電話】34-2648
(土日(年末年始・祝日除く) 8:30~17:00)
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