くらしに役立つ情報や最新の消費生活トラブルをお伝えします。
知っておくと適切な対応ができます。
~格安広告を見て修理を依頼したら、思いがけない高額請求に~
■突然のトラブルで契約を急がされても、その場で契約しない
トイレの詰まりや水漏れなど水回りの修理サービスで、高額請求を受けたというトラブルが増えています。消費者が見た広告と実際の請求額が大きくかけ離れている事例が目立ちます。
○相談
トイレの水漏れに気づき、チラシで「3,000円から」と宣伝していた修理業者に連絡した。
「3万円を超えることはない」と言うので修理を依頼したが、「ひどいサビだ。放っておくと数百万円の修理が必要になり大変なことになる。今修理すれば15万円」と言われ、高額だと思ったが不安だったので契約してしまった。修理直後に水漏れは直っていたが、数日後また水が漏れてきた。
(70歳代 男性)
○アドバイス
・その場で契約しない。当初思っていた料金とかけ離れた金額を提案されるなど、少しでも不安を感じた時は、作業を断るようにしましょう。
・当初依頼した修理内容と違う修理を勧誘されて契約した場合など、クーリング・オフができる場合がありますので、すぐに相談窓口にご相談ください。
・日ごろから依頼できる事業者の情報を集めておきましょう。
・止水栓の締め方など、応急処置の仕方を確認しておきましょう。
※「クーリング・オフ」書面受領後、一定期間内であれば、無条件で契約を解除できる制度。電話勧誘、訪問販売は書面受領後8日以内。
「くらしの豆知識」より
●第3火曜日は消費生活相談員による相談と出前講座の日です。お気軽にご利用ください。
問合せ:
・日吉津村役場住民課【電話】27-5951 (平日8:30~17:15)
・鳥取県消費生活センター【電話】188(ナビダイヤル)または、【電話】34-2648
(土日(年末年始・祝日除く) 8:30~17:00)
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