〜よき伝統を守りながら(不易)進歩に目を閉ざさないこと(流行)によって「理想」を創造する〜
■未来を変えるため必要なこと
先日、町制70周年記念誌制作のための取材を受けました。
江府町在住の高校生にまちづくりについてのビジョンを話す中で、奥大山江府学園の生徒が冬にニュージーランドへ研修に出かける話をしたところ、「えー、いいなー!」という反応がありました。
それを見て、若い頃に異なる世界を知ることの大切さや、その際に生まれる仲間の絆について教えてあげたくなりました。
そこで、徳島県神山町にあるNPO法人グリーンバレー大南信也理事長(2017年当時)から直接伺ったお話をしました。それは、大南さんが若かりし頃、町にあった青い目の人形のルーツを探るために同じ町の仲間とともにアメリカに行かれたこと。
その時のメンバーが、地方創生で有名な今の神山町の推進力になっていることでした。
地域づくりで最も重要なのは人であり、そして未来を担う人材を育てるのが教育だということ。
江府町を「自己実現ができる町」「未来に夢が描ける町」にしたいと思っている私にとって、お手本になるような事例だと思いました。
将来を担う若者たちに思い切ったチャレンジをして欲しい。そして私たち大人がそれを応援する。大人たちのそうした姿勢を子どもたちが見て育ち、それが伝統として息づくようになれば、江府町はもっと素晴らしい町になる。
そんな思いを持って、取材に来た高校生に話をしました。少しでも伝わったのなら嬉しく思います。
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