第3回人権・同和教育講座「たんぽぽ学級」を10月24日(火)に江府町役場で行いました。今回は、「鳥取県手話言語条例施行から10年~今、思うこと、これから望むこと」と題して下垣彰則さん(公益社団法人鳥取県聴覚障害者協会理事長)の講演会を開催しました。
下垣さんは、「昔は、ろう者に対して理解が少なく、小学校に入学して、口話教育(唇の動きを見て相手の話を理解する)が行われ、手話が禁止されていた。また、手話で話をしているところを見た人からバカにされ、悔しい思いをしたが、鳥取県手話言語条例制定後、少しずつ県民に理解してもらう機会が増え、ろう者の知りたい情報も知ることができるようになった。そして、手話への理解者も増えてきている」と話されました。
講演の合間には、手話の実践もあり、楽しい講演となりました。
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