文字サイズ
自治体の皆さまへ

第49回江府町人権・同和教育研究集会兼奥大山江府学園PTA人権講演会

15/32

鳥取県江府町

11月18日(土)に第49回江府町人権・同和教育研究集会兼奥大山江府学園PTA人権講演会を開催しました。
今年度は、奥大山江府学園日野川校舎の児童生徒だけでなく、ブナの森校舎の児童も参加し、ブナの森校舎の体育館で実施しました。
第1部は、主催者として白石会長のあいさつがあり、来賓の大森英一氏(部落解放同盟鳥取県連合会執行副委員長)からは、「差別をしないという人でも、利害があった時には、差別をする側になる人や容認してしまう人がいる。他力本願から抜け出さなければならない。この集会を機に一歩踏み出して欲しい」と参加者へ強い思いを伝えるあいさつをいただきました。その後、基調提案によって人権意識の共通認識を図るとともに、児童生徒が考えた「人権・同和問題」啓発標語の優秀作品表彰を行いました。
第2部では、「デフ・マジシャンの不思議な世界~夢を追いかける、夢をあきらめない~」と題して、ミスターかわづ氏(デフ【聴覚障がい者】マジシャン)の講演を行いました。
ミスターかわづさんは、一歳のころ、母親がいくら呼んでも反応せず、フライパンを耳元で叩いても反応をしなかったことで聞こえないことが分かりました。ご両親はいろいろ悩み苦労をしながらもかわづさんを育てられました。ろう学校を卒業し、大阪に出られてから一本の煙草が消えるマジックと出会ったそうです。それから一気にマジックに魅了され、マジッククラブに入会されました。
しかし、耳が聞こえない分、目で見て理解し、それを習得することはとても大変だったそうです。しかし努力を続けることで、世界ろうあマジック大会に出ることができ、それ以降も様々な国でマジックを披露してこられました。
講演の最後に子どもたち向けて「夢をかなえるためには努力が必要であり、それがあるから夢に近づける。そして、夢があるから人は輝く。やりたいと思った時がチャンスである。」伝えられました。
その後のマジックショーでは、子どもたちも参加してマジックをくりひろげられ、不思議な世界に、会場が笑いと歓声に包まれました。

◆第27回「人権・同和問題」啓発標語受賞者
おめでとう
◯奥大山江府学園
・日野川校舎
・ブナの森校舎
※詳細は広報紙15ページをご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU